アサーティブな会話

「自分が言いたいことをうまく伝えられない」
「言い方が一方的でキツくなってしまう」

仕事、親子、夫婦、友人関係の会話で
このように感じる経験はありませんか?

コミュニケーションには3つのタイプがあります。
①攻撃的  Aggressive  自分の思い通りにする 「私はOKあなたはNG」
②非主張的 Non assertive 自分のことを後回しにする 「私はNGあなたはOK」
③アサーティブ Assertive 自分も相手も尊重する 「私もあなたもOK」

コミュニケーションがうまく取れないとストレスになりますよね。
心理療法でも使われているアサーティブトレーニングは、
自分と相手の両方を配慮しつつ自己主張をするための会話ができるようになる
トレーニングです。
アサーティブには「自己主張」や「積極的な」という意味があります。

DESC法を意識して会話をすると
アサーティブな会話ができるようになります。

D: Describe 描写する
事実を具体的かつ客観的に伝える。
会社例:今日30分遅れてきましたね
夫婦例:もう夕食の時間だね
宿泊客例:このお部屋はツインですね

E: Express 表現する
「私は」で始まるアイメッセージで気持ちを伝える。
会社例:私は途中で何かあったのではないかと心配しましたよ
夫婦例:私は疲れているから作るんじゃなくて外食で済ませたいな
宿泊客例:私はツインではなくダブルを予約したと記憶していますが

S: Specify 提案する
具体的な提案や要求をする。
会社例:次回からは電話を入れてもらえると安心です
夫婦例:ピザか中華だと家から近いから便利ね
宿泊客例:どのお部屋タイプで予約が入っているか確認してください

C: Choose 選択肢を提示する
提案が拒否された場合の行動を考えておく。
会社例:もしくは連絡をしやすい方法でもいいです
夫婦例:外で食べる気分じゃなかったらテイクアウトでもいいよ
宿泊客例:もしツインで入っていたらこのままで結構ですが、もし変更が可能であればお願いします

投稿者プロフィール

リン北沢 美雪
リン北沢 美雪くれたけ心理相談室(香港支部)心理カウンセラー
香港在住の心理カウンセラーです。
香港では対面の、
その他の地域ではオンラインのカウンセリングをしています。
あなたが幸せでありますように。

Online&In-Person counseling available in English and Japanese.
May you be happy:)

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