レジリエンスとは
最近よく耳にする
「レジリエンス」ってなんだかわかりますか?
英和辞典で調べていると「弾力性」や「回復力」とあります。
心理学では「困難な状況に遭遇しても、逆境をはねのけて精神的に適応し回復する」こととして使われます。
先日You Tubeで見たTed Talkのスピーカーが、
以前娘の学校で出会ったスピーカーであることがわかり
彼女の実体験を踏まえてのレジリエンスのトークに再度感動しました。
スピーカーのルーシー ホーン博士はニュージーランド出身で、娘を車の事故で亡くしました。
同時に車を運転していた親友と彼女の娘も。
想像を絶する逆境のなか、
彼女はある3つのことに気づいたそうです。
それは逆境に強い人の特徴です。
①人生に苦しみはつきものだというのを受け入れること
「どうして私だけがこんな辛いの」と悲劇のヒロインにならずに、
人生こういうこともあると開き直って真実をそのまま受け入れます。
沈むか泳ぐか、、、はその人次第。
②自分が変えられること、ポジティブなことに集中すること
悲しみに飲み込まれないで、自分がいるまわりの世界のいいことに目を向けて、感謝できることを探します。
③全ての行動に「これは私にとってhelpful(役に立つ)?それとも harmful(ためにならない)?」か自問すること
例えば夜遅くに彼女は娘のアルバムを見て、悲しい気持ちになっていた時。そのまま見続けるのではなく、さっさと寝ていたそうです。
トークのリンクはこちらです(英語)。Dr Lucy Hone — TEDxChristchurch
とはいえ、おひとりで難しいようでしたら、
周りに助けを求めてください。カウンセリングというのも一つの選択肢としてあります。