マインドフルネスと認知症
最近よく耳にする「マインドフルネス」という言葉、
みなさんは聞いたことがありますか?
「現状況を受け入れて、評価せずに意識を今ここに集中させる」 ということを意味します。
仏教の教えてのひとつ人である正念(正しく意識する)から由来しています。
数日前、認知症の母が熱中症にならないように
介護施設に入居しました。
母が要介護3だと認定されたのは約2年ほど前のこと。
コロナ禍で一時帰国できずに、数年両親とは会っていませんでした。
なので認知症だとは知らず、でも会話が噛み合わないと薄々は感じていました。
知的でアクティブ、
人生を謳歌していた海外生活32年の母が
まさか朝ごはん食べたことも忘れてしまうなんて!
とわたしは母の状態を受け入れるのに、しばらく時間がかかりました。
そんな母と数日一緒に過ごして感じるのは、
認知症とはマインドフルネスの状態なんじゃないかということ。
少し前のことは忘れていて、先のことも考えない、
まさに今この瞬間を思う存分に感じて生きています。
目の前にある蓮の花が綺麗ね、
とか テリヤキバーガー美味しいねとか。
そう話す母の顔は本当に穏やかで、
心から綺麗さやおいしさを感じているようでした。
インド人の友人から聞いたところによると、
インドでは生まれてから25歳までは学び(learning)、
25歳から50歳は実を結び(bearing)、
50歳から75歳は教え(teaching)、
75歳から100歳までは瞑想(meditate)するそうです。
75歳以上の瞑想、マインドフルネスは人間の宿命、あるがままの形なのでしょう。
海外に在住で日本に住んでいる親の介護をしている方もいらっしゃると思います。
香港から親の介護のコラムを執筆しました。ご参考まで。
投稿者プロフィール
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香港在住の心理カウンセラーです。
香港では対面の、
その他の地域ではオンラインのカウンセリングをしています。
あなたが幸せでありますように。
Online&In-Person counseling available in English and Japanese.
May you be happy:)
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