あなたの人生に最も影響を与えた3人を教えてください(くれたけ#231)
2024年7月くれたけのお題、2本目の投稿です。お題は、、、
「あなたの人生に最も影響を与えた3人を教えてください。」インスピレーションで結構です。(くれたけ#231)
今のわたしがあるのは
本当にたくさんの方々のおかげなのですが、インスピレーションで答えるとすると以下の3人に刺激と影響を受けました。
①母
現在80歳の母は転勤族の父と一緒に、国内外を転々としました。
初めての海外は1980年のニューヨーク。当時山口県から渡米する家族は稀で、引越しの手続きが大変でした。
もちろん行ってすぐは母も英語がわからず、トラブルに巻き込まれたり、人種差別で悔しい想いをしたこともありますが、
小学生のわたしと幼稚園児の弟が学校に行っている間はコミュニティーカレッジに通って英語を習い、
車社会のアメリカで運転免許証を取得し、
行く先々で現地のコミュニティーに入り、お友達を作って生活を楽しんでいました。
置かれた場所で咲いているというのは、まさに前向きに各地に適応した母のことです。
10年以上前にわたしが学校を作りたいと考えていたときも
「やってみないことにはわからないわよ」と背中を押してくれました。
書道家の母が書いてプレゼントしてくれた「やってみなはれ、やらなわかりまへんで」という色紙は
わたしの宝物です。
②香港のルームメイト
お題1でも登場した香港で最初にできた友人です。
彼女はわたしが新卒で入社した香港の会社で2ヶ月間の研修期間ルームメイトだった、今では30年来の友人。
中華系インド人の彼女のお祖父さんは、文化大革命の時に中国からインドへ渡り、彼女はカルカッタ生まれ。
生後直後お母さんが病死、彼女はネパールと台湾のおばさんのもとで幼少期を過ごしました。
その後年齢の離れたお姉さんが彼女を引き取り、働きながら彼女を育ててくれました。
そしてインドの大学を卒業後、香港に就職してくれたおかげで、わたしは彼女に出会うことができました。
故郷がない、アイデンティティーがわからないと嘆くわたしに
「どこにも属さないから、どこにでも属すことができる。
わたしたちはworld citizen(世界市民)なのよ。」と語ってくれました。
③レーガン大統領
1980年代、アメリカから日本に帰国するのが決まった時、
わたしは当時アメリカの大統領だったロナルド レーガン大統領にアメリカでの思い出について手紙を書きました。
アメリカ人の友人がファーストレディーのナンシー レーガンにバースデーカードを送ったら、返事が来たと聞いたから。
まさか、とは思っていましたが、
わたしにもホワイトハウスから郵便が届きました。
もちろん大統領直筆ではなく、内容もホワイトハウスとは、のようなものでしたが、
15歳のちっぽけなアジア人であるわたしにも返事をくれたのが本当にうれしかったのを覚えています。
その時、どんなに有名で偉大な人物になっても、「謙虚にして驕らず、皆平等」になろうと心に決めたのでした。それはいつの日になることやら(笑)
以上の3人を統合すると
「ありのままの自分で、今いる場所で、驕らず、楽しく人生を謳歌しましょうね」
ということなのだと思います。というわけで、今いる場所で、自分色に咲いております🌷
投稿者プロフィール
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香港在住の心理カウンセラーです。
香港では対面の、
その他の地域ではオンラインのカウンセリングをしています。
あなたが幸せでありますように。
Online&In-Person counseling available in English and Japanese.
May you be happy:)
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